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民主党、ダム建設『おばあちゃんは木になった』大西暢夫 自民党の「歴史的大敗」により、政権交代を成した民主党。 私は、政治には大いに関心がありますが、特定の政党の熱心な支持者ではないし、 それについてここで書く必要はないと思っていますが、でも言いたい。 「関係自治体に「建設反対」ゼロ? 八ツ場ダムで試される民主の「実行力」」(J-CASTニュース) http://www.j-cast.com/2009/09/02048635.html この件について詳細は知りませんので、一般論として言います。 ダムは、造ると決定したなら、絶対に造ってほしい。 記事によれば、構想から57年、事業開始から42年が経過しているそう。 反対/賛成でムラが割れて、それでも決定して受け入れて決断したダムを、 「必要ないダム」なんて呼ばないででほしい。 先祖代々守ってきた土地を、たくさんの思い出があるふるさとを、 「下流の人々の安心と安全のために」と断腸の思いで離れた人々に、 「皆さんの決断のおかげで、助かりました」というたくさんの感謝の声を届けてほしい。 感情的な意見であることは承知しています。 「感情」も、重視したいのです。 『おばあちゃんは木になった』は、今は徳山ダムに沈んだ「旧徳山村」で暮らす老人たちを追った写真絵本。 P34-35、住み慣れた我が家の取り壊しを見守るおばあさんが著者に向けた言葉。 「お父さんはきっと天から見とるな。ありがとう兄ちゃん!今までありがとう」 いつも涙があふれる。 #
by mamitta_n
| 2009-09-02 23:42
| 本 ほん
郡上おどり郡上八幡の「徹夜踊り」に行きました。 本当に徹夜で踊ります! 商店街の道路をつぶして、ながーい輪になって踊ります。 輪は二重、三重。 唄と楽器は、もちろん生演奏。 夕方から朝方まで、本当にノンストップ・ミックスです。 新聞によると、一晩の参加者は2万人とか。 2万人の盆踊り。圧巻。 #
by mamitta_n
| 2009-08-22 22:11
| 旅 たび
神去なあなあ日常 読了『神去なあなあ日常』三浦しをん 「神去(かむさり)」とは、物語の舞台である三重県の山村の名前(もちろん架空の村)。 「なあなあ」とは、「ゆっくり行こう」「まぁ落ち着け」という意味の神去弁。 神去村に林業の研修生として送り込まれた青年の「なあなあ」な日常。 「田舎」とか「村」って、「田舎に泊まろう」的な気の良い人々っていうステレオタイプがあると思う。小説とか映画では特に。 それか、金田一にでてくるようななんだか怪しげな感じ。 この本も、基本的には前者寄り。 読んでて腹が立つような悪人は一人もいません。 前編とおして、ほのぼの。なあなあ。 でも、 外部者を簡単には受け入れたくない・受け入れられない感情や、 金持ちな家へのほんの少しの嫉妬やねたみ心や、 他者に対するクールさや、 そういう部分がチラチラと書かれているのが、リアルでよかった。 林業についても細かく描写されてる。 著者は、かなりしっかり調査されたのではないかと思います。 (プロが見たら「違うよ!」って部分もあるのかと思うけど。) ヒル被害は、舞台が三重県だから? 神去の人力林業はだいぶ古い形の林業だと思いますけども。 巌さんの、 「山の神さんに祝福してもろた身なんやから、山で生きて山で死ぬるのはあたりまえや」 というセリフがかっこよすぎ。 #
by mamitta_n
| 2009-08-08 23:42
| 本 ほん
神去なあなあ日常『神去なあなあ日常』三浦しおん 私は、木に関する仕事をしていて、林野庁関連のメルマガに登録したり、「間伐材」とか「バイオマス」とかいう単語をgoogleアラートに登録していたりするのですが、 そんな感じで毎日やってくる情報から本書を知りました。 直木賞作家が「林業」をあつかった小説を書いているらしい。 なんだか面白いらしい。 主人公は「森林組合」で働く青年。 帯のキャッチが「林業っておもしれ~!」だもんね(笑) 「森林組合」なんて、小説やら映画やらではまずあつかわない世界。 目のつけどころが面白すぎる!と、さっそく購入しました。 林業やら森林組合やらについて、ちょこっとは知ってるので、「あぁ、あるある~」的おもしろさも期待できるしね。 ・・・実は、さっそく買ったものの、なかなか読もうという気になれません。 ぜったいに仕事のこと思い出しちゃうからなー。 #
by mamitta_n
| 2009-08-06 23:17
| 本 ほん
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